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ディレクターのコーヒーブレイク, 子ども思いの森,

2020年 あけましておめでとうございます。
10年区切りでみると、20年代が始りました。
みなさんにとって、10年代はどんな時代でしたか?


好きな絵を描いて、自分だけのランドセルカバーに。マスダカルシさんが作ってくれたサンプル。
池田屋静岡店で行ったオリジナルランドセルカバーを作るワークショップで、サンプルとして制作していただいたマスダカルシさんの作品。

クリエイティブは生活の中に

咋年末に、うれしいニュースが飛び込んできました。

 

去年の秋、池田屋静岡店で行ったワークショップで講師になっていただいた、新聞切絵アーティストのマスダカルシさんが、第8回MOE(モエ)創作絵本グランプリ(白泉社)」で最高賞に選ばれたました。

 

『おおぐいタローいっちょくせん』という絵本作品で、カルシさんのお子さんとの日常の会話から生まれた物語だそうです。

 

受賞のニュースを見たのが地元の静岡新聞でした。新聞紙を使った作品を作るアーティストだけに、新聞というメディアはピッタリだなぁと思いながら、受賞記事を読みました。

 

池田屋静岡店でのワークショップも、新聞紙を使って、こどもたちが創造力豊かに思い思いの作品を作っていました。

 

最近では新聞離れということもあり、購読者が減ってきているとはいえ、新聞紙という身近なものがアート作品に変わる驚き、出来た作品のクオリティの高さに、こどもだけでなく親御さんまでも満足していただいたワークショップだったと思います。

 

思い返せば、小学校の工作には、生活の中での身近なものを利用したものがいくつかあったように記憶しています。

 

クリエイティブや工夫というものは身近にあるものですね。


新聞紙を切って、思い思いの絵を作り上げていきます。右がマスダカルシさんです。
新聞紙をチョキチョキ。こどもたちが作る作品は想像力に溢れています。右側の女性がマスダカルシさんです。

AI時代を生きるこどもたち

年末年始の新聞やテレビは、過去の時代やこれからの時代についての内容の記事や番組が少なからずあります。節目ということで考えやすいのかもしれません。

 

00年代がインターネット、10年代がスマートフォンによって世界が大きく変わったように、これから始まる20年代はAIが大きな変化を及ぼすだろうと言われます。

 

スマートフォンが日常の一部になったように、AIも日常の一部になっていくことでしょう。いったいどんな日常になるのでしょうか?

 

AIを活用する事により、残る職業と消える職業が出てくるとも言われています。そう言われると期待より不安の方が大きくなりますが、AIとどう向き合うかを考えること、発想することが大事なんだと思います。

 

ニュースを伝える新聞紙を切り絵にして、物語を伝える絵本として生まれ変わってしまうなんて、なんて素敵なことだろうと思います。

 

池田屋は、こどもたちにとって、AI時代においても変わらない大事なちから、『考える』『伝える』『繋がる』3つのちからを育むサポートをするために、いろいろなワークショップを行っています。

 

ワークショップを通じて、考えることや創造する喜びをほんの少しでも感じてもらえたらと思っています。人間性あふれる感情表現は、AI時代になってもきっと残るものだと思います。

 

マスダカルシさんの絵本は今年中に、絵本雑誌「月刊MOE」を発行している白泉社から発売予定だそうです。詳しくは、月刊MOEのホームページをご確認ください。

 

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