COLUMN読みもの

銀座の老舗ブランド ​

コラム

ディレクターのコーヒーブレイク,

子どもの日に、池田屋銀座店近くの木村屋総本店に、あんぱんを買いに行ってきました。
銀座は、人、人、人でいっぱいでした。


銀座の老舗 木村屋総本店 あんぱん

木村屋のあんぱん。形はこんもり丸いシンプルデザイン。

 

銀座であんぱん

高級ブランドが立ち並ぶ銀座の地で、あんぱん?

 

歴史を遡ること明治時代。銀座煉瓦街の木村屋であんぱんは誕生しました。
ある時、明治天皇に献上したところ、大変喜んで召し上がられたそうで、その事が一般大衆にも広まり、あんぱんは文明開化の象徴の一つにあげられるほどになったそうです。

 

私が買ったあんぱんは、こんもりとした丸〜〜いシンプルな形で、手のひらに収まるコンパクトサイズ。
それぞれに上面が凹んだもの、胡麻がまぶしてあるものなど、餡の種類によって見え方を変えています。

 

餡は桜、小倉、けし、うぐいす、白の5種類で、ほどよい甘さと、それぞれの餡の風味を味わうことができました。
個人的には、梅酢のほんのりとした塩っぱさが味わえた、桜が美味しかったです。

 

今では日本で普通に食べられているあんぱんですが、日本独自の菓子パンでもあり、世界にもアピールできるクールジャパンの一つだと思います。
子どもたちに大人気の『アンパンマン』も、木村屋のあんぱんが無かったら誕生しなかったかもしれません。

 

銀座四丁目の木村屋總本店の上階では、今でもあんぱんが作られているそうです。
変わらぬ姿勢、変わらぬ味を大切に受け継いでいる木村屋。
目には見えない人の”思い”のようなものを感じるのが、老舗の老舗たる所以なのかもしれませんね。



池田屋ランドセル 牛革ランドセル クラリーノランドセル ベルバイオランドセル

池田屋のランドセル。形は飽きの来ないシンプルデザイン。

 

銀座でランドセル

池田屋が銀座店を出店したのが、2003年、平成15年でした。

 

iPhoneに代表されるスマートフォンはまだ無く、ラン活という言葉すらありませんでした。
ランドセルを銀座で購入する事が、まだまだ珍しい時代だったようです。

 

ランドセルの購入時期も、今のように春夏ではなく、秋冬の頃に購入されるのが普通でした。
カラーバリエーションも豊富になり、男の子のランドセルは黒、女の子のランドセルは赤ということは無くなりました。
ランドセルの収納力も増え、大きさに関しても、横サイズが23cmのA4フラットファイルが入るようになっています。

 

池田屋のランドセルは、コードバン牛革クラリーノベルバイオの4つの素材があり、
デザインや形、大きさ、収納力、機能、防水性は同じですが、表面の見た目に少し違いがあります。

 

牛革ランドセルは、控えめで上品なツヤがあり、鮮やかな発色が特徴です。シワ加工モデルやシルバーモデル、半かぶせモデルもあります。

 

クラリーノランドセルは、ツヤを抑えたマットクラリーノと、わずかにツヤがあるツヤ消しクラリーノがあります。

 

ベルバイオランドセルは、牛革に近いツヤがあります。見た目は牛革に近い感じです。

 

コードバンランドセルは、キメ細やかで滑らかな美しさが特徴で、ツヤ消し加工で仕上げています。

 

実際に手にとって見ていただくと、より実感していただけると思います。

 

池田屋ランドセルを実際にご覧いただく場合は、銀座店をはじめ、静岡店清水店浜松店の静岡県三店鋪、グランフロント大阪にある梅田店、キャナルシティ博多にある博多店(期間限定店鋪)の実店舗。19都道府県で開催される展示会で、池田屋ランドセルを手にとってご覧いただく事ができます。

 

池田屋銀座店は銀座五丁目の商業ビル『銀座コア』の3階にあります。
池田屋ランドセルも『子ども思い』という”思い”を大切にしています。
少しづつではありますが、銀座の老舗ブランドに近づけたらいいなあと思った銀座ショッピングでした。

 


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