カバーをつけたランドセルを背負って登校する小学生を見て、「ランドセルカバーって必要なのかな」と迷われているご両親もいらっしゃるのではないでしょうか。
ランドセルカバーは絶対に必要というわけではありませんが、種類ごとに、キズや汚れを防ぐ・安全性を高める・見た目をアレンジするなどの役割があります。目的によっては、カバーがあったほうが快適にお使いいただけますよ。
この記事では、ランドセルカバーが必要かどうか迷っているご両親のために、ランドセルカバーの種類と役割や、実際に使用しているご家庭の声、カバーを選ぶ際にチェックしておきたいポイントをご紹介します。
【この記事で分かること】
・ランドセルカバーの種類ごとの役割
・ランドセルカバーを使っている人の割合
・ランドセルカバーを使っている人の声
ランドセルカバーの種類ごとの役割
ランドセルカバーは、大きく分けて「カブセにつけるタイプ」と「ランドセル全体を覆うタイプ」の2種類があります。それぞれどのような役割があるのか見ていきましょう。
カブセにつけるタイプ
一般的に「ランドセルカバー」というと、写真のように、ランドセルのフタ部分(カブセ)にフィットするようにつけるタイプを指します。主に、キズ・汚れの防止や、見た目のアレンジ、登下校時の事故防止のために使われます。
役割1.かぶせの汚れやキズを防ぐ
ランドセルのカブセは、机や壁、地面などに触れやすいので、知らないうちにキズがつくことがあります。カバーをつけておくことで、キズや汚れからランドセルを守り、きれいな状態をキープできます。
透明カバーなら、お気に入りのランドセルのデザインが隠れてしまう心配もありません。
役割2.ランドセルの見た目のアレンジ
あえてカラフルなランドセルカバーを選んで、デザインの印象を変えることもできます。季節や気分に合わせて付け替えれば、飽きずに楽しく使い続けられそうですね。シンプルなランドセルにアクセントを加えたいときにもおすすめです。
>>池田屋ランドセル専用 透明カブセカバー
>>池田屋ランドセル専用 半カブセモデル用透明カブセカバー
役割3.登下校の安全性を高める
交通安全のロゴが入った黄色や蛍光色のランドセルカバーは、車や自転車が遠くからでもお子さまを認識しやすくなるので、交通事故の予防に効果的です。反射材付きのタイプを選べば、視界の悪い夕方や雨の日でもしっかり目立ちますよ。
1年生は、学校から配られた黄色いカバーを使うよう指示されることもあります。黄色いカバーの卒業後は、ランドセル本体に反射材をつけて、ランドセルカバーは透明なものに切り替えるのも選択肢です。
ランドセル全体を覆うタイプ
主な役割.雨除け
ランドセル全体を覆うタイプのカバーは、主に雨の日の防水対策として使われます。ランドセルをすっぽり包むことで、ランドセルや中の荷物を雨から守る役割です。
ただ、池田屋ランドセルはどのモデルも水に強いので、基本的に雨用のカバーを用意する必要はありません。通常の雨であれば、牛革製のモデルであってもそのまま登校できます。
>>雨カバー EVA製
>>雨カバー ポリエステル製(反射材付)
ランドセルカバーは実際どれくらいの人が使ってる?
※上記の調査データは、池田屋ランドセルの「透明カブセカバー」に限定した数値です。
いろいろな役割があるランドセルカバーですが、実際に使っている人はどのくらいいるのでしょうか。そんな疑問にお応えするため、池田屋での販売データをもとに調べてみました。
その結果、2025年度の入学に向けて池田屋でランドセルを購入された方のうち、約54%が透明カブセカバーも購入していることがわかりました。
このデータは、2024年2月~2025年4月の池田屋での実販売数をもとに計算したものなので、購入後の使用状況や、学年が上がってから必要になったケースなどは考慮されていません。それでも、約半数以上のご家庭がランドセルカバーを使っているといって良いでしょう。
ランドセルの保護はもちろんのこと、シンプルなデザインのアクセントとして取り入れるケースも多いようです。
ランドセルカバーを使っている方の声をご紹介
ここからは、ランドセルカバーを購入されたご家庭から寄せられた感想をご紹介します。
利用者様の声1.サイズがぴったりでズレない
子どもが小学3年生になり、交通安全用の黄色いカバーを外したタイミングで透明カブセカバーを購入しました。 どのランドセルにも使える汎用品も検討しましたが、専用カバーはサイズがぴったりでズレにくいです。透明感があり、ランドセル本来の色をきれいに見せてくれるのも気に入っています。 |
利用者様の声2.キズ予防に役立つ
透明カバーを購入しました。しっかりと本体を保護してくれるので、キズ予防にとても役立っています!4年生の長男がランドセルをすこし雑に扱っても、カバーのおかげできれいな状態です。
サイドのラインもおしゃれで、他の保護者の方から「どこで買ったの?」と聞かれることもあります。 |
利用者様の声3.手軽に雰囲気を変えられる
透明カバーのリピート購入です。前回は青、今回は紫と水色を注文。色が違うだけで印象も変わるので、気分に合わせて楽しめるのがうれしいです。
元気いっぱいな息子が1年間使ったカバーはキズだらけでしたが、中のランドセルは無傷で安心しました。 |
ランドセルカバー(カブセカバー)を選ぶときにチェックするポイント
カブセに取り付けるタイプのランドセルカバーを選ぶときは、使いやすさやランドセルとの相性も大切です。ここでは、購入前に確認しておきたい5つのポイントを紹介します。
取付方法
ランドセルカバーには、引っかけて装着するタイプや、ゴム・ボタンで固定するタイプなど、さまざまな種類があります。ランドセルの形やパーツによってはうまく付かないこともあるため、必ず購入前に取り付け方を確認しましょう。
池田屋専用ランドセルカバーなら、池田屋ランドセルにぴったりフィットする専用品なので安心してお選びいただけます。
サイズ
ランドセルカバーのサイズはメーカーによって差があります。ランドセル本体のサイズに対して、カバーが大きすぎるとズレやすく、反対に小さすぎると取り付けができません。市販の汎用カバーを選ぶ場合は、必ず取り付け可能なサイズかどうか確認しましょう。
測り方が不安なときは、購入するランドセルメーカーが取り扱っている専用カバーを選ぶと間違いありません。
素材
ランドセルカバーに使われている素材は、ポリエステル、ナイロン、ポリ塩化ビニル(ビニール)などがあります。
素材 | 特徴 |
ポリエステル ナイロン |
・軽くて丈夫なので扱いやすい |
ポリ塩化ビニル |
・透明タイプが多く、ランドセル本体のデザインを活かせる ・汚れに強い |
カバーの素材とランドセルのカブセ素材によっては、張りついて湿気がこもり、カビの原因になることもあります。カバーを選ぶときは素材の相性にも注意しましょう。
デザイン
ランドセルカバーは、付け替えるだけで気軽にデザインを変えられるのも魅力です。シンプルなものから、人気キャラクターが描かれたものまでさまざまな種類があるので、お子さまの好みに合わせて選びましょう。
池田屋の透明カブセカバーのような透明タイプなら、ランドセル本来の色・デザインをそのまま活かせます。不透明なタイプは、ランドセルの雰囲気をがらっと変えたいときにおすすめです。
機能性
ランドセルカバーを選ぶときは、使いやすさや機能面にも注目しましょう。例えば反射材がついているものや、カバー自体が明るい色のランドセルカバーは、暗い道でも目立ちやすいので事故防止に役立ちます。
まとめ
ランドセルカバーは、ランドセルを雨や汚れから守るだけでなく、見た目のアレンジや登下校時の安全性を高めるなど、さまざまな目的で活用されています。サイズや素材、取付方法などをチェックして、お子さまがお使いのランドセルと通学スタイルにぴったりなカバーを選びましょう。
池田屋の透明カブセカバーは、ランドセル本体のデザインを活かしてアクセントを加えつつ、キズ・汚れからランドセルをしっかりと守れます。ランドセル購入者の半数以上の方からお選びいただいている人気のアイテムです。
池田屋ランドセルをご検討の際は、ランドセルカバーもあわせてチェックしてみてくださいね。