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ランドセルの背カンはフィット感に直結する?種類や選び方を紹介

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ランドセルの背カンはフィット感に直結する?種類や選び方を紹介

ランドセル選びで注目してほしいポイントのひとつが、本体と肩ベルトをつなぐ「背カン」です。ランドセルのフィット感は、背カンで大きく変わります。

 

ただ、背カンの素材や形はメーカーによってさまざま。この記事では、どんな背カンならお子さまにフィットしやすいのかお悩みのご両親のために、背カンの種類や選び方のコツをわかりやすくご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。


【この記事で分かること】
・背カンの持つ役割が分かる
・背カンにはどんな種類があるのか分かる
・フィット感バツグンの背カンを選ぶコツが分かる

 

ランドセルの背カンとは?


ランドセルの背カン(せかん)とは、ランドセルと肩ベルトをつなぐパーツのことです。

 

背カンには、ランドセルを体にフィットさせる役割があります。特に肩ベルトが動くタイプの背カンは、ベルトがお子さまの肩にぴったり沿いやすいのが特徴です。

 

池田屋ランドセルは、肩ベルトが上下左右に動く背カンを採用しています。なで肩やいかり肩など、どんな肩の形にもすき間なくぴったりフィットしてくれますよ。成長に合わせてお子さまの体形が変わっても、ずっと快適に背負えます。

 

体に合ったランドセルは、重さの負担を軽減するだけでなく、肩ベルトの食い込みや擦れも起きにくくなります。

 

背カンの種類


ランドセルの背カンは、素材や肩ベルトの動き方、付け根の形によっていくつか種類に分けられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

使われている素材

  
背カンの素材は、大きく分けて金属製と樹脂製の2種類があります。

 

金属製


金属製の背カンは頑丈で、本体と肩ベルトをしっかりつなぐことができるのが特徴です。ただ、樹脂製に比べると重さがあります。また、動く部分が金属製の場合、長期間使ううちに金属疲労が起こり、壊れてしまうケースもあります。

 

樹脂製


樹脂製の背カンは、軽いこと・割れづらいことがメリットです。池田屋ランドセルでは、高機能樹脂(ナイロン樹脂)製の背カンを採用しています。高機能樹脂は、柔軟性があるので壊れにくく、変形や破損に強いのが特徴です。

 

ベルトの動き方の種類


肩ベルトの動き方は、左右別々に動くタイプ・左右が連動して動くタイプ・固定されているタイプの3種類があります。

 

肩ベルトが左右別々に動くタイプ

 

肩ベルトが左右別々に動くタイプ


左右の肩ベルトがそれぞれ別々に動くタイプは、体形を問わず、お子さまの体にフィットしやすいのが特徴です。

 

ほとんどの人の体は、左右で骨格のずれや筋肉のつき方が違います。例えば肩掛けカバンを使うとき、「右肩だとすぐズレ落ちるけど、左肩だとしっかり安定する」という人もいるのではないでしょうか。このように左右で肩の形が違っても、それぞれに合わせて角度が調整されます。

 

左右の肩ベルトが連動して動くタイプ

左右の肩ベルトが連動して動くタイプ


左右の肩ベルトがつながって動くタイプは、肩ベルトの開き具合が左右で同じ幅になります。重心が中心で安定しやすいものの、両肩の形に合わせた細かな調整はできません。

 

肩ベルトが固定されているタイプ

肩ベルトが固定されているタイプ

肩ベルトが固定されているタイプは、構造がシンプルで壊れにくいのがメリットです。

 

肩ベルトが左右に動きづらいので、お子さまの肩の形に合わせた微調整はできません。初めは問題なくとも、成長にともなって体に合わなくなることもあります。

 

また、肩ベルトが大きく開かないので、背負ったり下ろしたりしづらいことがあるかもしれません。

 

ベルトの付け根の種類


肩ベルトの付け根には、固定されているタイプと自由に動くタイプの2種類があります。

 

肩ベルトの付け根が自由に動くタイプ

 

肩ベルトの付け根が自由に動くタイプ

肩ベルトが上下自在に動くタイプは、お子さまの肩に合わせて立ち上がりの角度が変わります。身長や肩の形に関係なく、体にフィットしやすいのが特徴です。

 

肩ベルトが上向きに固定されているタイプ

肩ベルトが上向きに固定されているタイプ

背カンが上向きに取り付けられていて、肩ベルトが曲線を描くように立ち上がっているタイプです。肩ベルトが固定されているので、荷物を入れても重心が後ろに傾きにくくなります。

 

 

どの背カンが背負いやすい?


背カンは、「連動型+立ち上がりあり」や「非連動型+立ち上がりなし」、「固定+立ち上がりなし」といったように、メーカーによっていろいろな組み合わせがあるので、「どのタイプが背負いやすいの?」と悩んでしまうご両親もたくさんいらっしゃいます。

 

でも大切なのは、背カンの種類ではなく、「お子さまにフィットしているかどうか」です。どの形の背カンであっても、お子さまの肩にフィットしているなら大丈夫。フィット感を確かめるには、実際にお子さまに背負ってもらってチェックするのが一番です。

 

試着するときは、次のポイントに注目してみてください。

 

  • 肩ベルトが首や肩に食い込んでないか?
  • ランドセルが背中にまっすぐついているか?

 

ランドセルの試着の仕方は、こちらの記事で詳しく説明しています。店舗や展示会へおでかけの際の参考にしてください。

 

>>ランドセルを背負ってみることの大切さと4つのチェックポイントを紹介

 

池田屋ランドセルの背カンは「上下左右」に自在に動く

 

池田屋ランドセルの背カンは、上下左右に自由自在に動きます。

 

上下の動きで、肩ベルトがお子さまの肩にフィット。高学年になって体形が変わっても、背カンが立ち上がりの角度を調整するので窮屈さを感じません。


そして左右にも別々に動くから、なで肩やいかり肩のお子さまにもなじみます。

 

ランドセルが体に自然にフィットするので、荷物が入っていても重さを感じづらいのが特徴です。

 

>>「軽く感じる」池田屋だけの工夫。

 

まとめ


ランドセルの背カンは、お子さまの体へのフィット感を左右するとても大事なパーツです。背カンの形や工夫はメーカーによってさまざま。「この形が1番いい」という正解はないので、実際に試着してみて体に合うものを選ぶのがおすすめです。

 

池田屋ランドセルは背カンが上下左右に自在に動くので、成長するお子さまの肩の形にもぴったりとフィットし、負担を軽減しやすい仕組みです。試着は店舗や展示会で行っているので、気になる人はぜひお試しくださいね。

 

>>池田屋-全国の実店舗案内
>>ランドセルの構造とパーツを丸ごと解説!ランドセル選びに役立てよう

 

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